今週の月曜日に、オルカンに1000万円の追加投資を行いました。5月に退職金の一部をオルカンに投資し、それで一旦投資は完了したつもりでした。しかし、先日、5月に投資したことについての記事を書いているうちに、銀行に預けてある使う当てのないお金がもったいなく感じ、追加投資をすることに決めました。変なスイッチが入ってしまったのです。
円高と株安の波
「1ドル160円から152円、日経平均終値、1285円安、NYダウ下落」——追加投資を行った3日後の木曜日に、円高と株安の大波が一気に襲ってきました。5月に800万円を投資したオルカンはこの短期間に約70万円の含み益を出していましたが、一瞬でその利益が吹き飛びました。最近は順調すぎるくらいだったのでいつかマイナス局面が来ると思っていましたが、まさかこのタイミングだとは。金曜の朝、恐る恐るネットで確認すると、1870万円の評価額は1780万円に。短期間で評価額は90万円も下がり、マイナス運用になっていました。
リスクの再確認
他にもS&P500に投資しているため、今回の円高株安の波の影響は大きく、ちょっと驚いています。これまでの運用が順調だっただけに、安心しきっていました。当たり前ですが、市場は上げ下げを繰り返して成長しています。良い時もあれば、そうでない時もある、当たり前のことですが、今回の円高株安の大波は投資のリスクを再確認させてくれるものでした。
長期投資の信念
基本的にはインデックスファンドの長期投資を行っているため、株価や為替の変動に一喜一憂する必要はないと理解しています。これまでの株式市場の成長実績を信じ、10年、15年と長期的に運用していくだけです。なので基本的にほったらかしで放置しておくだけなのです。上がろうが下がろうが今現在の状況は見てもしょうがないのですが、なぜか見てしまいます。僕も投資額がある程度の金額を超えた頃から、ほぼ毎日運用状況を確認するようになりました。そして今回のように下落の場面では何かをしたくなりますが、そこはグッとこらえてください。
まとめ
見ても何か行動を起こすわけではないので、見なければよいのですが見てしまいます。そして投資を始めると、それまで全く気にならなかった経済ニュースや為替の情報が気になるようになります。これはこれで良いことだと思います。ただ、長期投資家はすることはありません。ただただ何もせず時間が経つのを待つだけです。
今回の投資直後の暴落は良い経験をしたと思います。日経平均株価の下げ幅には驚きましたが、僕自身としてはインデックス投資を始めた初心を忘れず、どんな局面が来ても退場しないよう、自分に言い聞かせています。市場の歴史は上げ下げを繰り返し右肩上がりになっていますし、今回の円高株安も一時的なものと信じ、回復の様子を楽しむくらいで見ていけたら最高です^^;
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