円高株安の打撃と不安
先日、オルカンに1000万円追加投資した直後に円高株安の打撃を受けました。7月に入ってから数回の下落局面があり、結構な額が飛んでいきました。月としては2~300万円のマイナスになると思います。投資にはリスクがあることを理解しているつもりでしたが、早期退職して無職の状態で資産が大きく減ることは、かなり不安を感じることが今回の経験で分かりました。
投資の歴史と振り返り
追加投資をしたばかりですが、今回の出来事をきっかけに、リスクを取り過ぎていないか振り返ってみます。我が家の投資歴は約4年前から始まり、超低金利の貯金に意味を感じなくなったことがきっかけでした。当時は投資にギャンブルのイメージがありましたが、色々調べてみると堅実な投資方法もたくさんあることがわかり、銀行に全てを預けるよりも良いと判断しました。
投資割合の見直し
最初は少額から始めましたが、僅かな投資でも定期預金などよりはるかに良いリターンが得られました。徐々に投資の額を増やし、現在では貯金と投資の割合は35:65くらいになっています。最近は当面使う当てのないお金をほとんど投資していたので、気が付けばこの割合になっていましたが、今回の暴落でちょっと投資の割合が高いかもしれないと心配になりました。ネットなどでは、年齢に応じて変動させる方法がよく紹介されています。例えば、100-年齢で割合を決める方法で、50歳の私の場合ちょうど半々になります。この方法に従うと、投資に回し過ぎていることになります。
暴落の不安と年齢別リスク管理
実際に先日の円高株安による暴落の際は、このまま20%や30%も減少したらどうしようという不安がよぎりました。寝れないほどではありませんが、普段以上に為替や株のニュースが気になるようになりました。100-年齢の法則は、ある程度の年齢で大暴落を食らって資産を減らすと、資産を回復させる時間や労働力がないため、リスクを減らすべきという考え方で我が家は該当パターンです。
投資とインフレのリスクバランス
しかし、仮に我が家を50:50にしようとしても、今さら銀行などに預ける気にはなれません。確かに株価や為替によって暴落するのも心配ですが、銀行に超低金利で預けている間にインフレなどでお金の価値が下がっていることの方がリスクに感じます。そもそも我が家はオルカンやS&P500などのインデックスファンドを主に長期投資が大前提です。どこかのタイミングで取り崩しが始まると思いますが、取り崩しながらでも80歳や90歳まで運用すると想定すると運用期間は十分長くなります。そうなれば途中に暴落などの局面があったとしてもトータルでプラスの運用になると思いますし、仮にこれまでの歴史でなかったような大暴落があり資産が減少したとしても、今はインデックスファンドで長期運用以外によい方法が自分には見当たりません。
長期運用の決意と自己判断
未来のことは分かりませんし、分からないことをあまり心配しても仕方ありません。今回の下落で一瞬心配になりましたが、当面使う予定のないお金はインデックスファンドに投資し、長期運用するという初心に戻り、このままの状態を維持していこうと思います。個別株などに比べほったらかし運用が魅力で始めたインデックス投資でしたが、早期退職し現在無職で収入がないせいか、投資を含めお金のことをよく考えるようになりました。一般的にも50歳代は資産の守り方や使い方を考えだす時期なのかもしれません。いずれにしてもお金や投資のことは自己判断なのでとの時々によく考えよく勉強し決めていこうと思います。
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