8月2日、東京株式市場で日経平均株価が急落しました。終値は前日比で2216円安い3万5909円となり、この下げ幅はブラックマンデー以来、1987年10月20日(3836円安)に次ぐ過去2番目の大きさです。株安の引き金となったのは、米国の景気後退懸念で、1日に発表された米国の7月のISM製造業景況感指数が市場予想を大きく下回り、世界の中でも底堅さを維持してきた米国経済の先行き懸念が広がった結果です。
投資家としての経験と思い
僕自身、投資を始めてから何度か下落局面はありましたが、今回ほど騒ぎになったことはあまり記憶にありません。そもそも日本株はあまり持っていないので日経平均株価はそれほど気にしていませんが、それでも今回の下げ幅には驚きました。xやYouTubeでは暴落に関する内容が溢れ、中には早々に相場から去る人もいるようです。新NISAが始まり、いきなり大打撃を受けた方も多いのか、騒ぎも大きくなっているように感じます。
S&P500とオルカンへの投資とその影響
僕自身はS&P500やオルカンをメインに投資をしており、7月からの下落相場で400万円弱の資産がなくなりました。無職の状態で400万円のマイナスはほんとにきついです。これまでの含み益があるのでまだ冷静な気持ちでいられますが、全体でマイナスに転じた時はどうなるかわかりません。ただ、投資にはリスクがあると思っていましたし、暴落は絶対に来ると覚悟はしていました。インデックスファンドで長期運用していれば、10年、20年の間に数回は必ず厳しい局面が来ることは、過去の歴史や相場からも明らかで、上昇と下落を繰り返し結果的に成長しているのが歴史だと思っています。
投資リスクの再認識と今後の方針
確かに最近は順調すぎるほど順調だったので、今回の下落は投資のリスクを再確認させてくれたのだと思っています。低金利の銀行に預けておくよりは良いと考え投資を始めました。4年前に始めてから実際に資産は増えていますし、今まで気にならなかった経済ニュースが少し気になるようになったのは良いことだと思っています。いろいろな人がいろいろなことを発信しているので、不安になる気持ちもわかりますが、僕自身は始めた頃の気持ちを思い出し、この局面を静観しようと思います。インデックスの長期投資で大切なことは退場しないこと。絶対に退場しません^^。
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