7月末にオルカンに1000万円を追加投資した直後に暴落が来たことで凹んでいたら、8月に入りさらに強烈な暴落が襲ってきました。もう最初の頃の下げ幅なんてかわいいものです。5月に800万円を購入した分に対し80万円ほどあった含み益が一気に吹き飛び、8月6日時点で計1800万円投資したオルカンの評価額は1650万円、約150万円の損失になっています。これだけでも十分な額ですが、恐ろしいことにSP500など他の投資を含めると700万円強は消えてしまいました。
暴落に対する心構え
長期投資なので、目の前の乱高下や評価額に一喜一憂しないよう自分に言い聞かせていますが、700万円あれば色々想像は膨らみます。暴落はいつかは来ると覚悟していましたが、これほどの下落は初めての経験ですし、無職の僕には厳しいタイミングでした。それでも、今はできることやするべきことは何もないので静観するしかありません。
SNSの影響と不安の広がり
今回の暴落でちょっと気になったことがあります。ブラックマンデー超えやパニック売り、ただでさえ初心者には不安な局面ですが、SNSでは不安を煽るような投稿が多く見られ、少し騒ぎすぎな感じがしました。SNSが発達した現代では様々な情報があふれるのは仕方ないですが、心配になるような投稿が多く、前向きに感じる投稿は少なかったように思います。また、資金のほとんどを投資し大打撃を受けている方や、危険なほどの信用取引をしている人が多く見受けられたのも驚きでした。
新NISAの影響と短期的な視点
何より新NISAの登場で投資に参加した人の中には、早くも退場する人が多くいるのには驚きました。気持ちはわからなくはないですが、NISAは長期投資のはずなのに、なぜかデイトレーダーや個別株の人のように騒いで損切しています。そもそも長期投資を目的に始めているのではないのかと、ちょっと残念に思いました。
長期投資の重要性と過去の経験
僕自身は過去に一度元本割れを経験したことがあります。投資金額と含み益で2000万円を超えた頃に、短期間でしたが含み益が消え元本割れをしました。米国株のインデックスファンドは成長を続けると信じ切っていたので、まさかの元本割れに不安になりましたが、生活には支障がない余剰資金で投資していたので、そのまま投資を続けることができましたし、数か月後にプラス運用になりました。今回の暴落はその経験があることと、まだ元本割れをしていないので比較的落ち着いています。飛んで行った額は大きいのでショックも大きいですが、いずれ元に戻ると思っています。今回の暴落の底がどこなのか、回復までにどれほどの時間がかかるのか、分からないことが多いので不安ですが長期投資が最強と信じ、このまま、何もせず、10年15年後を楽しみに運用を続けていきます。
初心者長期投資家へのメッセージ
長期投資の皆さん、長期投資したお金は未来に送ったお金です。今必要なお金ではありません。今回のような暴落が来ると驚きますが、上げ下げを繰り返しながら右肩上がりになっていけばよいのです。投資はそんなものと割り切って、冷静に長期目線で運用していきましょう。
コメント