早期退職の決心に必要だったこと!退職して四か月が経過したので振り返ってみた

退職してから早いもので四ヶ月が経ちました。近所の方や知り合いにもよく言われるのは、「よくそんなに思い切れたね!」という驚きの声です。再就職の予定もなく、しばらくはのんびりと過ごすと言うと、さらに驚かれます。確かに、再就職のあてもなく50歳で仕事を辞めるなんて、自分でもかなり思い切った決断だったと思います。四か月が経った今、決断できた理由を振り返ってみました。

早期退職を決めた理由と背景

早期退職の理由は人それぞれだと思いますが、僕の場合、前職でこれから先に心からやりたいと思えることが見つからなかったからです。現場から徐々に離れ、中間管理職になってから分かるようになった管理職のリアルな仕事内容を考えた時、組織の流れに従って誰がやっても同じような仕事をこなしている毎日が想像できました。そんな毎日を悶々と過ごすよりも、仕事も生活も一旦リセットし、新たなスタートをすることで今より充実した50代を送りたいと思い、退職に踏み切りました。ですが、最終的に決断できたのは気持ちや考えだけではありません。

最後の一歩はお金、経済的な目途がったから

早期退職の最後の一歩を踏み出す決心ができたのは、やはりお金です。今振り返っても退職を決めるのに最も重要だったのはお金のことでした。こんなことを言うと元も子もないような味気ないような話になりますが、気持ちより何より金銭的な問題が一番大きく、僕の場合、生活資金と老後の資金に目途が立ったから決心ができました。具体的には、2~3年分の生活資金に貯金1,000万、老後資金は投資で5,000万円、何かがあった時のお金に貯金1,000万円。これがなければ早期退職の決心は難しかったと思います。

我が家がお金を貯めることができた理由

多くの方は50代は子供の教育費や結婚費用が必要になったり、住宅ローンがまだ残っていることも多いと思います。しかし、僕は子供がいなかったことと、割と早くに住宅のお金はクリアできていたので、その分早くから貯金に回せました。それに、僕と妻はあまり浪費をするタイプではないので、毎年必ずある程度は貯金ができていたことが大きかったと思います。そのお陰で最初からある程度まとまった資金を持って投資を始めることができましたし、優良なインデックスファンドに長期投資することは貯金よりはるかに良いリターンをもたらしてくれています。また、投資を始めるタイミングで保険の見直しや家計の見直しを行い、可能な範囲で無駄な支出を抑えました。投資を始めたことはお金の勉強をする良いきっかけになりました。

今だから言える、早期退職後の充実した生活

おかげで、自分のペースで退職を決めることができて、今は本当に充実した日々を送っています。趣味の時間や家族との時間を多く過ごせていますし、ストレスもなく体的にも気持ち的にも余裕があります。また、次の仕事も焦ることなくゆっくり考えることができるのはとてもありがたいことです。僕のケースが参考になるかどうかわかりませんが、早期退職を考える際に経済的問題が一番大きな問題になる人がほとんどではないでしょうか。今は副業や投資などの有益な情報も簡単に得ることができる時代です。早期退職を考えている方はぜひ出来る事から始めることをお勧めします。早期退職や転職は大きな決断です。僕のケースがどなたかの参考になれば幸いです。

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