早期退職してサイドfire!生き方を再デザインする

サイドfireという選択肢

早期退職してから5か月目に入り、働き方についての考え方が少し変わってきました。変わったというよりは、より柔軟になったと言えます。新たな仕事に就き60歳くらいまでの時間でもう一度仕事に熱中することも素晴らしいですが、サイドfireで自分や家族との時間を優先し、自由で充実した時間を過ごすことも魅力的です。自分には無関係だと思っていたサイドfireですが、50代を間近に一つの可能性として考えてみる価値があると感じ始めています。

サイドfireの魅力

時間の自由
サイドfireの最大の魅力は、フルタイムの仕事から解放されることで時間を自由に使える点です。これにより、家族や趣味に多くの時間を割くことができます。以前の仕事では長時間の拘束があり、時間的な自由が利かないことが多くありました。そのため、妻や母親との時間を取り戻したいと思う気持ちが強く、高齢の母親がいる自分にとっては柔軟な生活スタイルがとても魅力的です。

ストレスの軽減
働く時間を減らすことで、精神的な余裕を持つことができます。以前は夜勤明けなどで帰宅した際、精神的にも体力的にも疲れていて家族に優しく接することができない時が多々ありました。そんな時、自分でも悪い対応をした自覚があり、さらに気持ちが落ち込むことがありました。一生懸命に仕事をしたのに、帰宅後のやるせない時間が負のスパイラルに陥るような感覚があり、これが大きなストレスとなっていました。

健康維持
時間に余裕ができることで、運動や健康的な食生活を実践しやすくなります。フルタイムの仕事をしていると時間的な余裕がなく、どうしても運動などが疎かになりがちです。体力が低下し病気も怖くなってくる50代に健康に向き合う時間が持てることは何よりも大切なことかもしれません。

サイドfireに向けた準備と実践

現在の資産形成
現在の資産は預金と現金で2000万円、投資で5400万円となっています。子供がいなかったこと、毎年一定額の貯蓄ができたことで資産を増やすことができました。投資分については、浮き沈みはあると思いますが、将来的に増えてくれると信じています^^。

短時間のアルバイト
サイドfireをする際には短期的な仕事や、週3〜4回の短時間のバイトを考えています。現在パートで働いている妻も、このまま続ける予定です。

支出の見直し
数年前に生命保険を中心に保険の見直しをしました。大きすぎる保証を減らし、最低限の補償内容に変更しました。子供がおらず、ある程度の資産ができたので、死亡時の補償は葬式費用程度に減額しました。また、車の保険もこれまでに使ったことがなかった車両保険を削除したことで、大幅な減額ができました。支出を抑える上で保険の見直しは非常に有効です。

50代から始めるサイドfireの第一歩

目標設定と計画の立案
短時間のバイトを始めたとして妻のパート代の合計で月15万円、投資資産を4%ルールに近い数字で年間180万円取り崩すことで、月15万円、計30万円を生活費にします。月30万円は今と同じくらいの生活レベルが維持できる額です。臨時的な出費が必要な時は貯金の2000万円から取り崩しを行い、株が暴落した際も一時的に取り崩しを辞め、貯金を取り崩し生活費を補填します。大まかなシュミレーションですが、数字は現実味のある内容ですし、実践し、必要に応じて軌道修正を行います。

サイドfireを目指す意義

豊かな人生の実現
サイドfireは単なる経済的自由の追求ではなく、自分らしい豊かな人生を実現する手段です。早期退職を考え始めた頃から、50代も次の仕事で充実した日々を過ごす自分を想像していました。しかし、サイドfireという選択肢もまた、50代というステージで豊かな人生を求め、人生の新たな挑戦をすることだと考えるようになりました。どちらの働き方も魅力的で悩ましいですが、早期退職し自分自身で生き方を選択することは、退職せずに流されるように仕事をしていたであろう日々と比べれば、どちらにしても後悔はないと思います。退職後の1年間は次のステップを考える期間と捉えているので、じっくり考え判断していきたいと思います。それにしても退職時はサイドfireなんてことは想像していませんでしたが、楽しみながら悩んでいます。

早期退職を考えている方へのメッセージ
人生の新たな章を開くことを考えている皆さん、早期退職は決して簡単な決断ではありません。しかし、それは自分自身の価値観や人生の優先順位を見直す良い機会でもあります。自分にとって何が最も大切かを考え、自身の考えで人生を自分らしくデザインし、充実感と満足感で満ち足りた毎日を手に入れましょう。

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